
勝沼といえば、やっぱりワイン。
せっかく勝沼を訪れたなら、いろいろなワイナリーを巡ってみたいものです。
今回訪れたのは、山梨県甲州市勝沼町にある「原茂(はらも)ワイン」。ぶどう棚に囲まれた、小さなワイナリーです。
実際に訪れてわかった原茂ワインの雰囲気や試飲方法、アクセスなどをご紹介します。
1.原茂ワインとは?

原茂ワインは、山梨県甲州市勝沼町にあるワイナリー。
創業は1924年(大正13年)。2024年には創業100周年を迎えた、歴史のあるワイナリーです。
「原茂」というちょっと珍しい名前は屋号。
観光メディアなどでは、昔この辺りが「原」と呼ばれていたことと、代々「茂左衛門」を襲名していたことから「原茂」と呼ばれるようになったと伝えられています。
甲州を中心に、シャルドネやメルロなど、さまざまなぶどうを使ったワインを造っています。
なかでも印象的なのが、ワインショップの建物です。
明治時代に建てられた母屋を改装して使っているのだとか。
新しい大規模なワイナリーとはまた違った、勝沼の歴史を感じられる佇まいも原茂ワインの魅力です。
2.ワインショップへ
①ぶどう棚に囲まれて

私たちは、この日宿泊するワイン民宿「鈴木園」に車を置いて、歩いて原茂ワインへ向かいました。
民宿からは徒歩14分ほど。
ほうとうを食べた後だったので、ちょうどいい腹ごなしです。
原茂ワインに到着して、まず目に入ったのが頭上いっぱいに広がるぶどう棚。

見上げると、たくさんのぶどうが実っています。
勝沼を歩いていると、こうしたぶどう棚をあちこちで見かけますが、ワイナリーの入口にもぶどうが実っているのを見ると、
「ワインの町に来たんだな」
と実感します。
原茂ワインの公式サイトでも「ぶどう棚の中の小さなワイン醸造所」と紹介されています。
②明治時代の建物
そして、もうひとつ印象に残ったのが建物です。
ワインショップとして使われているのは、明治時代に建てられた母屋を改装した建物。
外観からすでに、いい雰囲気。
中に入ってみると——。

広々とした、とても素敵な空間が広がっていました。
古い建物の趣を残しながら、きれいに改装されています。



どこを見てもおしゃれで、インテリアにも統一感があります。
特に素敵だったのが、こちら。

壁一面に作られたディスプレイ棚です。
ワインを買うためだけに立ち寄るのではなく、建物や空間そのものを楽しめるワイナリーだと感じました。
3.12種類のワインを1杯100円で試飲

そして、今回のお目当て。
ワインの試飲です。
2026年10月現在、原茂ワインでは12種類のワインを有料で試飲できます。
料金は、
1種類20cc・100円。
公式サイトでも現在、「有料試飲、20cc100円、12種類」と案内されています。
①グラスを受け取り、ディスペンサーへ
私たちが訪れたときは、まずカウンターでグラスを受け取りました。
そして、自分でディスペンサーから好きなワインを選んで試飲します。100円硬貨を直接入れるスタイルです(現金のみ)。
少しずついろいろなワインを飲み比べられるのがうれしいところ。
「赤と白、どちらが好きかな?」
「このワインはどんな味?」
そんなふうに、自分の好みを探しながら楽しめます。
②ワインを注ぐ際はご注意を
さっそく試飲開始。
ところが——。
ワインが、思った以上に勢いよく出てきます。
グラスで受けるときは、注ぎ口とワイングラスの距離に気を付ける必要があります。
近すぎると飛び出してしまします。
③12種類試飲
この日試飲できたのは12種類。
私たちが到着したのは、閉店まであまり時間のない時間帯でした。
「せっかく来たんだから、いろいろ飲んでみたい」
と、かなり急ぎ足にはなりましたが——。
なんとか12種類、全種類制覇!
20ccずつとはいえ、12種類。
全部飲むと240ccになるので、思ったよりしっかりワインを楽しめます。
ちなみに、12種類すべて試飲すると1,200円です。
少しずつ飲み比べながら、
「これが好き」
「こっちのほうが飲みやすい」
と話すのも、ワイナリー巡りの楽しさだと思います。
※試飲する場合は、車を運転しない方に限って楽しみましょう。
4.「甲州」にも注目
勝沼のワイナリーを訪れたら、ぜひ注目したいのが「甲州」です。
原茂ワインでも、勝沼産甲州100%の「ハラモ ブラン」や「甲州シュールリー」、自家農園の甲州を使ったワインなどが造られています。
甲州は、山梨を代表するぶどう品種。
同じ甲州でも、造り方によって味や香りに違いがあります。
何軒かワイナリーを巡って、それぞれの「甲州」を飲み比べてみるのも勝沼ならではの楽しみ方です。
5.「原茂ワイン」の魅力

勝沼のワイナリーは、規模も雰囲気もそれぞれです。
例えば、シャトー勝沼は、大きなワインショップにレストランやパン工房などもある、比較的大きな施設。
一方、原茂ワインは、ぶどう棚に囲まれた歴史ある建物で、ゆっくりワインを楽しむ小さなワイナリーならではの雰囲気があります。
勝沼でワイナリーを何軒か巡ると、
「次はどんなところだろう?」
という楽しみがあります。
それぞれ建物も違えば、ワインも違う。
これが、勝沼でワイナリー巡りをするおもしろさなのかもしれません。
6.こんな人におすすめ
原茂ワインは、特にこんな方におすすめです。
- 勝沼でワイナリー巡りをしたい
- いろいろなワインを少しずつ試飲したい
- 山梨の「甲州ワイン」を飲んでみたい
- 大規模施設より小さなワイナリーが好き
- 古い建物や落ち着いた雰囲気が好き
- ぶどう畑やぶどう棚のある勝沼らしい風景を楽しみたい
特に、1種類100円で好きなワインを選んで試飲できるので、ワインに詳しくない人でも気軽に楽しめると思います。
7.まとめ
今回初めて訪れた「原茂ワイン」。
滞在時間は40分ほどでしたが、明治時代の建物を利用したワインショップを見たり、12種類のワインを飲み比べたりと、短い時間ながら楽しむことができました。
ただ、ひとつ心残りだったのは——。
時間が足りなかったこと。
閉店時間が迫っていたため、12種類をかなり急いで試飲することになってしまいました。
次回はもう少し早い時間に訪れて、ぶどう棚を眺めながら、もっとゆっくり楽しんでみたいと思います。
そして、勝沼には原茂ワイン以外にも個性豊かなワイナリーがたくさんあります。
一軒だけではなく、何軒か巡ってそれぞれの雰囲気やワインの違いを楽しんでみるのもおすすめです。
あなたのお気に入りの一軒を探してみてはいかがでしょうか。
8.原茂ワイン 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 原茂ワイン株式会社 |
| 住所 | 〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼3181 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| ワインショップ | 年中無休(元旦休業) |
| 試飲 | 有料・12種類 |
| 試飲料金 | 20cc 100円 |
| 電話番号 | 0553-44-0121 |
| 主なワイン | 甲州、シャルドネ、メルロなど |
| 公式サイト | https://www.haramo.com/index.html |
2026年10月現在、公式サイトではワインショップは9:00~17:00、元旦を除き年中無休、有料試飲は12種類・20cc100円と案内されています。
なお、以前2階にあった「カフェ・カーサ・ダ・ノーマ」は2020年に閉店しています。
2026年10月・11月には期間限定で「ガーデンカフェ」が開催されています(カーサ・ダ・ノーマとは別のものです)。
※営業時間や試飲内容は変更になる可能性があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
【アクセス】
電車の場合
JR中央本線「勝沼ぶどう郷駅」から徒歩約20分。
車の場合
中央自動車道「勝沼IC」から約5分。
関連リンク
🌐 公式ホームページ
📷 公式Instagram
▶https://www.instagram.com/explore/locations/415368455608934/
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