
台所の排水口の流れが悪く、シンクに水が溜まりだしたら本当に困りますよね。
私も、先日、いつものように夕食の片付けをしていたとき、水の流れがいつもより良くないことに気づきました。翌日には、シンクの底に水が少し溜まるようになってしまいました。
この記事では、そんな時に専門業者を呼ぶ前に試したい、簡単にできる排水口の掃除方法を、私の体験談を踏まえてご紹介します。
1.排水口つまりの原因は?まず確認したいポイント
まずは、次のような症状がある場合は無理をせず専門業者に相談することをおすすめします。
- 完全に水が流れない。
- 排水口から逆流する。
- 水漏れしている。
これらのケースでは、自己判断で作業を続けると状況を悪化させてしまう可能性があります。「これは自分の手に負えないかも」と感じたら、早めにプロに頼るのが安心です。
今回の我が家のように、水の流れが悪くなっているだけなら自分で対処できるかもしれません。まずは、排水口のつまりの原因を考えてみましょう。
固形物などを落としてしまった場合
スプーンや野菜の切れ端など、固形物を誤って落としてしまった場合は、つまりの原因になっている固形物を排水管から取り出す必要があります。
排水管の一部が、確認や掃除のために簡単に開けられる、以前もやったことがある、といった事情のない限り、専門業者に相談したほうが安全でしょう。自分で無理に対処しようとすると排水管を傷つけてしまう可能性もあります。
汚れが蓄積した場合
もし、固形物を落としたということがなければ、油汚れや食べかすの蓄積がつまりの主な原因でしょう。
特に油は排水管の内側に少しずつこびりつきます。そこに食べかすやぬめりが絡みついて、だんだんと水の通り道を狭くしてしまうことがあります。
この場合は、専門業者を呼ぶ前に、家にあるものを使って、自分で排水口の掃除をしてみましょう。
2.今回、私が試した方法

我が家は、普段から排水口のゴミ受けにネットをつけて使っています。排水口も小さく、ゴミ受けもあって、固形物を誤って落とすということはまずありません。
食器やフライパンを洗う時も、油をしっかり拭いてから洗います。食べかすも流しません。
しかし、考えてみたら、ここ数年、まったく排水口の掃除をしていなかったので、汚れが蓄積していった可能性が大だなと思いました。
そこで、ネットで調べた方法で、家にあるもので排水口の掃除をしてみることにしました。
用意したもの

- 重曹(ベーキングソーダ)・・・1/2 カップ
- クエン酸・・・大さじ2杯
- ぬるま湯・・・200cc(100ccずつ使用)
- ペットボトル
- 計量カップ
自宅にない場合でも、近所のドラッグストアや100円ショップで手軽に手に入るものばかりです。
今回は、すべて家にあったので、特別に揃える必要がありませんでした。すぐに掃除にとりかかることができ、余分な出費もありませんでした。
安全のために気を付けたこと
作業を始める前に、いくつか注意点も確認しました。
- 熱湯は使わない。排水管や部材を傷めるおそれがあるためです。
- 塩素系洗剤とクエン酸は絶対に混ぜない。危険なガスが発生するおそれがあるためです。
- 換気をしながら作業する。
- 素材が天然大理石の場合は、重曹やクエン酸の使用は避ける。ステンレスなどの場合は、さびの原因になるので長時間の放置はしない。
特に「塩素系洗剤と混ぜない」というのは大事な注意点だと感じました。クエン酸自体は身近なものですが、油断せず基本のルールを守って作業することにしました。
3.実際にやってみた手順【体験談】
掃除に使うものをキッチンのカウンターに並べてから、掃除を以下の手順で始めました。
① 排水口の部品を掃除する
まずは排水口のふたやゴミ受け、排水トラップなどの部品を取り外し、目に見える汚れやぬめりをブラシで洗い流しました。ここは毎日洗っているので、汚れはそんなに付着していませんでした。
② 重曹を入れる

排水口に重曹をカップ半分ほど振りかけます。
③ クエン酸を入れて発泡させる

続けて100mlほどのぬるま湯に溶かしたクエン酸を、重曹の上からゆっくりかけていきます。
クエン酸と重曹が反応してシュワシュワと発泡が始まりました。このガスの発生を利用して汚れを取る方法として紹介されています。
10分程度、そのまま放置しました。
④ ぬるま湯を流す
発泡が落ち着いたところで、再度、100mlほどのぬるま湯をゆっくりと流し込みました。
熱湯だと排水管を傷める危険性があるので、あくまでぬるま湯を使うのが安全です。
また、10分程度、そのまま放置しました。
⑤勢いよく水を流す
水道水を勢いよく出して、排水管の中に残ったクエン酸、重曹や汚れを洗い流します。
⑥ ペットボトルで圧力をかける

さらに、空のペットボトルを排水口にできる限り密着させ、圧力で汚れを動かします。
ペットボトルは固すぎず、柔らかすぎないものがおすすめです。
市販のラバーカップがなくても、家にあるペットボトルで代用できました。
⑦ 水の流れを確認する
最後に、実際に水を勢いよく流して、流れ具合を確認しました。
4.結果|完全ではないけれど、かなり改善した

水の流れはかなり改善しました。作業前と比べると、シンクに水が溜まることもなくなり、日常生活には支障がない程度まで回復してくれてほっとしています。
ただし、レバーを全開にして水を流し続けると、排水管から流れきる直前に、まだ少し「ボコボコボコ」と音がします。以前よりは良くなったものの、「完全に排水管の汚れが取れた」とまでは言えなさそうです。
とはいえ、今のところ生活に困るほどの状態ではなくなりました。専門業者を呼ばずに済みそうだということに、余分な出費もかからず少し安心しています。
長年蓄積した汚れは、1回の作業だけでは落としきれないこともあるようです。
重曹とクエン酸もまだ手元に残っているので、同じ方法で何度か掃除してみようと考えています。
それでも改善しなければ、以前に何度か使ったことのある専門業者から勧められた配管洗浄剤を試してみようと思います。
※実際に使用した際には、後日この記事に結果を追記する予定です。
5.排水口つまりを防ぐために始めたい習慣

今回の経験を踏まえて、今後は次のような習慣を続けていきたいと思っています。
- 油はできるだけ流さない。調理後のフライパンの油は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから洗うようにする。
- 生ごみネットを使う。排水口に生ごみネットを設置し、食べかすが直接流れ込まないようにする。
- 週1回の簡単掃除。排水口のふたやゴミ受けを、週に1回程度は簡単に洗うようにする。
- 定期的に重曹・クエン酸でお手入れする。つまりが起きる前から、月に1回程度はお手入れを習慣にしておく。
調理後の油を拭き取る、食べかすを流さないといった基本的な予防が有効です。
6.まとめ|まずは安全で、お金をかけない方法から試してみましょう
私の場合は、重曹・クエン酸・ペットボトルで水の流れがかなり改善しました。
ただし、完全に直ったわけではないため、もう一度同じ方法を試す予定です。
それでも改善しない場合は、配管洗浄剤の使用を検討しています。
改善しない場合や固形物が原因の場合は、無理をせず専門業者への相談がおすすめです。
排水口のつまりは、突然やってくると焦ってしまうものです。
まずは、排水管をつまらせないための習慣を身につけるのが大切です。
流れが悪くなったときは、今回のように身近なもので安全にできる対策から試してみるのも一つの選択肢だと思います。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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